「色鉛筆でイラストを描いてみたいけど、線画ってどうやって描けばいいんだろう……」
そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
色鉛筆イラストの線画は、実は鉛筆の下描きをそのまま使ったり、色鉛筆で直接描いたりと、いくつかの方法があります。 ただ、初心者の方が最初につまずくのが「下描きの線が消えない」「線画が濃すぎて浮いてしまう」といった悩みです。
この記事では、下描きが残らない線画の描き方から、線の色・太さの選び方、清書のコツまで、初心者の方でもすぐに実践できる方法をお伝えしていきます。 線画がきれいに仕上がるだけで、イラスト全体の完成度が驚くほど変わります。
さあ、一緒に「きれいな線画」を描く方法を身につけていきましょう!
色鉛筆イラストで線画が重要な理由|仕上がりを左右する3つのポイント
まず最初に、なぜ色鉛筆イラストにおいて線画がこれほど重要なのかをお話ししていきます。 線画は、イラスト全体の印象を大きく左右する要素です。
ここでは、線画が仕上がりに与える影響を3つのポイントに分けてご紹介していきます。
線画がイラスト全体の印象を決めてしまう理由
線画は、いわばイラストの「骨組み」のようなもの。 形やバランスを決める重要な役割を担っています。
たとえば、顔の輪郭や目の位置がほんの少しズレているだけで、キャラクターの印象はガラリと変わってしまいます。 どんなに丁寧に色を塗っても、線画の段階で形が崩れていると、その違和感は最後まで残ってしまうのです。
逆に言えば、線画さえしっかり描けていれば、色塗りが多少シンプルでも「ちゃんとしたイラスト」に見えます。 つまり、線画はイラストの完成度を支える土台なんですね。
最初に線画をていねいに仕上げておくことで、その後の作業がぐっとラクになります!
線画が強すぎると「塗り」が台無しになる
ここで注意したいのが、線画の「濃さ」です。 線が濃すぎると、せっかくの色鉛筆の柔らかい雰囲気が消えてしまいます。
なぜなら、色鉛筆イラストの魅力は、ふんわりとした優しい色合いや、紙の質感を活かした温かみにあるからです。 そこに真っ黒で太い線があると、まるでマンガのような印象になってしまい、色鉛筆ならではの良さが活きません。
また、濃い線は後から修正するのも難しいため、一度描いてしまうと取り返しがつかないことも。 線画の濃さは、イラスト全体のバランスを見ながら調整することが大切です。
「ちょっと薄いかな?」くらいの線のほうが、色鉛筆イラストには合っていることが多いです。
きれいな線画があるだけで完成度が上がる理由
最後に、きれいな線画がもたらす効果についてお伝えします。 線画がきれいに整っているだけで、イラストは一気にプロっぽく見えるんです。
その理由は、線画が「丁寧さ」を視覚的に伝えるから。 ガタガタの線や迷い線が残っていると、どうしても雑な印象になってしまいます。
一方で、線が滑らかで一本一本がしっかり引かれていると、それだけで「手をかけて描いたんだな」という印象を与えられます。 実際、プロのイラストレーターも線画の段階でかなりの時間をかけています。
ですから、最初は時間がかかってもいいので、線画をていねいに仕上げることを意識してみてください。 その積み重ねが、確実にイラストの質を高めてくれます。
色鉛筆イラストの線画は何で描く?おすすめの道具と使い分け
ここからは、色鉛筆イラストの線画を描くときに使える道具についてお話ししていきます。 実は、線画を描く方法はひとつではありません。
それぞれの道具には向き不向きがあるため、自分のスタイルや描きたい雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。 まずは、どんな選択肢があるのかを知っていきましょう!
色鉛筆でそのまま線画を描く方法と向いている人
最もシンプルな方法が、色鉛筆で直接線画を描くやり方です。 下描きをせず、いきなり色鉛筆で形を描いていくスタイルですね。
このやり方の最大のメリットは、下描きを消す手間がないこと。 さらに、色鉛筆の柔らかい線質がそのまま活きるため、温かみのある優しい雰囲気に仕上がります。
ただし、一発で形を決める必要があるため、ある程度描き慣れている方向けの方法です。 また、間違えたときに修正しづらいというデメリットもあります。
「下描きなしで描けるようになりたい」「自由で柔らかい線を活かしたい」という方には、この方法がおすすめです!
鉛筆で下描き→線画にするメリット・デメリット
次にご紹介するのが、鉛筆で下描きをしてから線画を仕上げる方法。 初心者の方が最初に選ぶことが多いのが、このやり方です。
鉛筆下描きの最大のメリットは、何度でも描き直せること。 形やバランスを調整しながら描けるため、失敗を恐れずに挑戦できます。
しかし、ここで問題になるのが「下描きの線が消えない」という悩み。 鉛筆の芯が紙に食い込んでしまうと、消しゴムをかけても完全には消えず、仕上がりが汚れて見えてしまいます。
とはいえ、筆圧や鉛筆の濃さを工夫すれば、この問題はかなり解消できます。 下描きを薄く描く習慣をつけることで、きれいに消せるようになりますね。
「じっくり形を整えたい」「失敗したくない」という方には、鉛筆下描きが向いています!
ミリペン・カラーペンを使う場合の注意点
ミリペンやカラーペンで線画を描く方法もあります。 ペンを使うと、はっきりとした線が引けるため、メリハリのあるイラストに仕上がります。
ただし、色鉛筆イラストにペンを使う場合は注意が必要です。 なぜなら、ペンの線は色鉛筆の柔らかい質感と相性が悪いことがあるから。
特に、真っ黒なミリペンで線画を描くと、色鉛筆で塗った部分と線画が浮いて見えてしまいます。 ペンを使うなら、茶色やグレーなど、色鉛筆の色味に馴染むカラーペンを選ぶのがおすすめです。
また、ペンの線は消せないため、下描きをしっかり整えてからペン入れする必要があります。 「はっきりした線が好き」「イラストにメリハリをつけたい」という方は、カラーペンを試してみてください!
初心者が最初に選ぶならこの組み合わせがおすすめ
ここまで3つの方法をご紹介してきましたが、「結局、最初はどれを選べばいいの?」と迷っている方もいるかもしれません。
初心者の方におすすめなのは、「薄い鉛筆で下描き→色鉛筆で線画を描く」という組み合わせです。 鉛筆で形を整えられるため失敗が少なく、色鉛筆で線画を仕上げることで統一感のあるイラストになります。
具体的には、2Hや3Hといった硬めの鉛筆で薄く下描きをして、その上から茶色やグレーの色鉛筆で線を引いていく方法。 下描きは消しゴムで消せば済むため、仕上がりがきれいになります。
まずはこの方法から始めて、慣れてきたら色鉛筆で直接描く方法にも挑戦してみてください。 自分に合ったやり方が見つかれば、イラスト制作がもっと楽しくなりますね!
下描きが残らない線画の描き方|筆圧・色・消し方の基本ルール
ここからは、多くの初心者が悩む「下描きが残ってしまう問題」を解決していきます。 下描きがきれいに消えないと、せっかくのイラストが台無しになってしまいますよね。
でも、実はちょっとしたコツを押さえるだけで、この悩みは簡単に解消できるんです。 ここでは、下描きが残らない線画を描くための基本ルールをお伝えしていきます!
下描きの線が消えない原因は「筆圧」と「凹み」
まず、なぜ下描きの線が消えないのかを理解しておきましょう。 原因は大きく分けて2つあります。
ひとつ目は、筆圧が強すぎること。 力を入れて描くと、鉛筆の芯が紙の繊維に深く入り込んでしまい、消しゴムでは取り除けなくなります。
ふたつ目は、紙に「凹み」ができてしまうこと。 筆圧が強いと紙の表面が凹み、そこに影ができて線のように見えてしまうんです。
つまり、下描きをきれいに消すためには、とにかく「薄く・軽く」描くことが大切。 最初は物足りなく感じるかもしれませんが、見えるか見えないかくらいの薄さで十分です。
下描きはあくまで「ガイド」なので、濃く描く必要はまったくありません!
下描きに使う色・濃さの正解
次に、下描きに使う鉛筆の種類について見ていきましょう。 鉛筆には「H」「B」といった硬さの種類がありますよね。
下描きには、硬めの「H系」の鉛筆がおすすめです。 具体的には、2HやHといった硬さを選ぶと、薄くて消しやすい線が引けます。
逆に、BやHBといった柔らかい鉛筆は、濃い線が出やすいため下描きには向きません。 特に2B以上の柔らかい鉛筆は、紙に芯が定着しやすく、消し残りの原因になります。
また、シャープペンシルを使う場合は、0.3mmや0.5mmの細い芯を選びましょう。 芯の硬度も、HやHBがちょうどいいですね。
「硬めの鉛筆で薄く描く」これが、きれいに消せる下描きの鉄則です!
消しゴムと練り消しの正しい使い分け
下描きを消すときに使う道具にも、実はコツがあります。 消しゴムと練り消し、それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。
まず、しっかり消したいときは普通の消しゴムを使います。 ただし、ゴシゴシこすると紙が傷んでしまうため、優しく叩くように消すのがポイントです。
一方、練り消しは「薄くする」ために使います。 下描きを完全に消す必要がない場合や、ほんのり残したいときに便利です。
練り消しを軽く押し当てるだけで、鉛筆の粉を吸い取ってくれるため、紙へのダメージが少ないのも魅力。 特に、色鉛筆を塗った後に修正したいときは、練り消しが活躍します。
「しっかり消す→消しゴム、薄くする→練り消し」と覚えておくと便利ですね!
紙が汚れにくくなる描き方のコツ
最後に、下描きをするときの描き方のコツをお伝えします。 ちょっとした工夫で、紙の汚れや黒ずみを防げるんです。
まず大切なのが、手を紙に直接つけないこと。 手の皮脂や汗が紙に付着すると、鉛筆の粉が広がって汚れの原因になります。
そこで便利なのが、手の下に紙を1枚敷く方法。 コピー用紙やトレーシングペーパーなど、薄い紙を敷くだけで、かなり汚れを防げます。
また、描き終わった部分を触らないように、左から右へ(左利きの方は右から左へ)順番に描いていくのもおすすめ。 こまめに消しゴムのカスを払うことも忘れずに。
こうした小さな習慣の積み重ねが、きれいな仕上がりにつながります!
黒は使わない?線画の色・太さ・強弱でイラストを一気に上達させる方法
ここからは、線画の「色」と「太さ」について深く掘り下げていきます。 実は、線画の色や太さを変えるだけで、イラストの印象は驚くほど変わるんです。
「なんとなく真っ黒で線を引いている」という方は、ぜひこのセクションを読んでみてください。 線画の色と太さを使い分けるルールを知れば、あなたのイラストは一気にレベルアップします!
黒い線画が浮いて見える理由
色鉛筆イラストを描くとき、つい真っ黒な線で線画を描いてしまう方も多いのではないでしょうか。 しかし、実は黒い線は色鉛筆イラストと相性が悪いことが多いんです。
なぜなら、色鉛筆の色は基本的にふんわりと優しいトーンだから。 そこに真っ黒なはっきりした線があると、線だけが主張しすぎて浮いて見えてしまいます。
たとえば、淡いピンクやブルーで塗った部分に黒い輪郭線があると、まるでマンガのような印象になってしまうんですね。 色鉛筆の柔らかさや透明感が、黒い線によって打ち消されてしまうわけです。
もちろん、あえてコントラストを強くしたい場合は黒もありですが、基本的には避けたほうが無難。 線画の色を工夫するだけで、イラスト全体の雰囲気がぐっと良くなります!
色鉛筆イラストにおすすめの線画カラー
では、黒以外にどんな色を使えばいいのでしょうか。 ここでは、色鉛筆イラストと相性の良い線画カラーをご紹介していきます。
まず最もおすすめなのが「茶色」です。 茶色の線は肌や髪、服など、どんな色にも自然に馴染みます。
次に使いやすいのが「グレー」。 グレーは黒よりも柔らかい印象で、モノクロっぽい雰囲気を出したいときにぴったりです。
また、塗る色に合わせて線画の色を変えるのもテクニックのひとつ。 たとえば、青い服なら濃い青で、緑の葉っぱなら深緑でといった具合に、塗る色の濃いバージョンで線を引くと統一感が生まれます。
最初は茶色かグレーから始めて、慣れてきたらカラフルな線にも挑戦してみてください。 線画の色を変えるだけで、イラストの幅が一気に広がります。
線の太さ・強弱をつける基本ルール
線画をさらにレベルアップさせるには、線の太さや強弱をつけることが大切です。 すべて同じ太さの線だと、どうしても平坦で単調な印象になってしまいます。
基本的なルールは、「外側は太く、内側は細く」です。 たとえば、顔の輪郭や体の外側の線は太めに、顔のパーツや服のシワなどは細めに描きます。
こうすることで、イラストに立体感とメリハリが生まれるんです。 また、影になる部分や奥まった部分の線を太くすると、より奥行きを表現できます。
さらに、線の強弱をつけるのも効果的。 線の入りと抜きを意識して、強く入って弱く抜けるように描くと、線に表情が出ます。
最初はむずかしく感じるかもしれませんが、意識して描いているうちに自然とできるようになります。
部位別(輪郭・目・髪・服)の線画の考え方
最後に、イラストの部位ごとに線画をどう描き分けるかを見ていきましょう。 部位によって線の扱い方を変えることで、より完成度の高いイラストになります。
まず「輪郭」は、イラスト全体の印象を決める重要な部分。 やや太めで、しっかりとした線で描くことで、形がはっきりします。
次に「目」ですが、ここは細かい表現が必要な部分。 まつ毛や瞳の輪郭は細い線で描き、まぶたのラインはやや太めにすると、メリハリが出ます。
「髪」は、流れを意識して描くことが大切。 髪の外側は太めに、内側の髪の流れは細い線で表現すると、自然な質感になります。
最後に「服」ですが、ここはシワや折り目を意識しましょう。 服の外側は太く、シワや縫い目は細い線で描くと、立体感が生まれます。
こうした部位ごとの描き分けができるようになると、イラストが一気にプロっぽく見えますね!
線画をきれいに仕上げる清書・トレースのやり方|失敗しない手順を解説
ここからは、線画をさらにきれいに仕上げるための「清書」と「トレース」についてお話ししていきます。 下描きから直接線画を描く方法もありますが、より完成度を高めたいときには清書やトレースが効果的です。
「ちょっと手間がかかりそう……」と感じるかもしれませんが、一度やってみると仕上がりの違いに驚くはず。 ここでは、失敗しない清書・トレースの手順をご紹介していきます!
トレース・清書が必要になるケースとは
まず、どんなときに清書やトレースが必要になるのかを見ていきましょう。 すべてのイラストで必須というわけではありませんが、以下のような場合は清書をおすすめします。
ひとつ目は、下描きの線が複雑で消しにくいとき。 何度も描き直した結果、線が重なってゴチャゴチャしている場合は、いったん別の紙にトレースしたほうがきれいです。
ふたつ目は、より丁寧な仕上がりを目指すとき。 作品として残したいイラストや、人に見せる予定のあるイラストは、清書することで完成度が高まります。
また、色鉛筆で何度も消しゴムをかけると紙が傷んでしまうため、それを防ぐ意味でも清書は有効。 紙を変えることで、まっさらな状態から色塗りに取りかかれますね。
「ここぞ」というイラストには、ぜひ清書を取り入れてみてください!
トレーシングペーパーを使った線画の作り方
それでは、具体的なトレースの方法を見ていきましょう。 ここでは、トレーシングペーパーを使った基本的なやり方をご紹介します。
まず、下描きの上にトレーシングペーパーを重ねます。 トレーシングペーパーは半透明なので、下の絵が透けて見えますよね。
この状態で、必要な線だけを丁寧になぞっていきます。 迷い線や不要な線は無視して、残したい線だけを選んで描いていくのがポイントです。
トレースが終わったら、新しい本番用の紙の上にトレーシングペーパーを裏返しに置きます。 そして、鉛筆でトレーシングペーパーの裏をこすると、線が本番用の紙に転写されるんです。
転写された線をもとに、改めて線画を仕上げれば完成。 この方法なら、下描きの段階で何度失敗しても、清書の段階できれいにやり直せます!
清書でズレない・崩れないための固定と描き方
清書やトレースをするとき、気をつけたいのが「ズレ」です。 紙が動いてしまうと、線がズレて台無しになってしまいます。
そこで大切なのが、紙をしっかり固定すること。 マスキングテープや画鋲を使って、紙の四隅を留めておきましょう。
特にトレーシングペーパーは薄くて動きやすいため、必ず固定してから作業を始めてください。 また、描いている途中で手が当たって紙がズレないように、手の下に紙を敷くのもおすすめです。
さらに、一気に描こうとせず、部分ごとに区切って描いていくと失敗が少なくなります。 焦らず、ゆっくり丁寧に線を引いていくことが、きれいな清書のコツですね。
紙を固定する、手元を安定させる、この2つを意識するだけで、仕上がりがぐっと良くなります!
清書後にやっておきたい最終チェック
清書が終わったら、すぐに色塗りに入りたくなるかもしれません。 しかし、その前に最終チェックをしておくことが大切です。
まず確認したいのが、線の抜けや描き忘れがないかどうか。 細かい部分や見えにくい部分は、うっかり描き忘れていることがあります。
次に、線の濃さが均一になっているかもチェックしましょう。 部分的に薄すぎたり濃すぎたりしていないか、全体を見渡してバランスを確認します。
また、不要な線や消し忘れた下描きがないかも見ておきたいポイント。 特に、トレース後の転写跡が残っている場合は、この段階できれいに消しておきます。
最後に、紙に汚れや指紋がついていないかもチェック。 気になる部分があれば、練り消しで優しく取り除いておきましょう。
こうした最終チェックを丁寧にやっておくことで、色塗りがスムーズに進みますね!
色鉛筆イラストの線画でよくある失敗例とリカバリー方法
最後に、色鉛筆イラストの線画でよくある失敗と、その対処法についてお話ししていきます。 どんなに気をつけていても、失敗してしまうことはありますよね。
でも大丈夫です。 ほとんどの失敗は、ちょっとした工夫でリカバリーできます!
線が濃すぎたときの対処法
まず多いのが、「線を濃く描きすぎてしまった」という失敗。 色鉛筆や鉛筆で線画を描いていて、ついつい力が入ってしまうことってありますよね。
線が濃すぎる場合、まず試したいのが練り消しです。 練り消しを優しく押し当てることで、線を薄くすることができます。
ただし、完全に消すのは難しいため、あくまで「薄くする」程度と考えてください。 何度か押し当てて、ちょうどいい濃さになるまで調整しましょう。
また、色鉛筆の線が濃すぎた場合は、上から明るい色を重ねることでも目立たなくできます。 たとえば、茶色の線が濃すぎたら、肌色やベージュを軽く重ねてぼかすといった感じですね。
それでもどうしても気になる場合は、思い切って清書し直すのもひとつの手。 失敗を恐れず、納得いくまで描き直すことも大切です!
線画が汚れた・にじんだ場合のリカバリー
次によくあるのが、線画が汚れたり、にじんだりする失敗。 手が当たって鉛筆の粉が広がってしまったり、消しゴムのカスで汚れてしまったりすることがあります。
まず、鉛筆の粉で汚れた場合は、練り消しが役立ちます。 汚れた部分に練り消しを軽く押し当てて、粉を吸い取りましょう。
消しゴムでゴシゴシこすると、かえって汚れが広がってしまうため要注意。 あくまで優しく、叩くように練り消しを使ってください。
また、色鉛筆の線がにじんでしまった場合は、上から色を重ねてカバーする方法もあります。 にじみの上に少し濃い色を塗ることで、にじみを目立たなくできるんです。
どうしても取れない汚れがある場合は、その部分を避けて色を塗ったり、装飾を加えたりして目立たなくする工夫もありますね。 完璧を目指しすぎず、柔軟に対応していきましょう!
線画が浮いてしまったときの修正テクニック
最後に、「線画が浮いてしまった」ときの対処法をご紹介します。 色を塗ってみたら、線だけが妙に目立ってしまうことってありますよね。
この場合、最も効果的なのが「線の色を馴染ませる」方法です。 具体的には、線の上に塗った色と同じ色鉛筆を軽く重ねていきます。
たとえば、肌の部分に茶色の線があって浮いている場合、肌色を線の上にも軽く塗り重ねるんです。 こうすることで、線と塗りの境界が曖昧になり、自然に馴染みます。
また、線の外側をぼかすのも有効。 線の周辺に薄く色を広げることで、線が溶け込んだような効果が得られます。
さらに上級テクニックとして、あえて線の一部を消してしまう方法も。 すべての線をくっきり残すのではなく、光が当たる部分や柔らかく見せたい部分の線を薄くすることで、より自然な仕上がりになります。
線画が浮いてしまっても、色の重ね方次第で十分リカバリーできます!
まとめ
色鉛筆イラストの線画について、描き方から道具選び、失敗したときの対処法までお伝えしてきました。
線画はイラストの土台となる重要な要素で、下描きの段階から丁寧に取り組むことが大切です。 特に、薄く描く・硬めの鉛筆を使う・練り消しを活用するといった基本を押さえるだけで、仕上がりは格段に良くなります。
また、線画の色や太さを工夫することで、イラストの印象は大きく変わります。 黒ではなく茶色やグレーを使ったり、部位によって線の太さを変えたりすることで、あなたのイラストは一気にレベルアップするはずです。
最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、失敗してもリカバリーする方法はたくさんあります。 完璧を目指しすぎず、楽しみながら描き続けることが上達への近道です。
さあ、今日からさっそく線画の描き方を意識して、色鉛筆イラストを楽しんでみてください!





