「50代になって時間に余裕が出てきたけれど、何か新しいことを始めたいな……」
このように感じている方は多いのではないでしょうか。子育てや仕事が一段落し、自分のために使える時間が増えてくる50代。しかし、いざ趣味を始めようと思っても、何から手をつければよいのか迷ってしまうものです。
この記事では、50代から始めやすいおすすめの趣味を20種類、タイプ別にご紹介していきます。
さらに、趣味を続けるコツや、生きがいにつなげる方法まで詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
なぜ50代で趣味が必要?今こそ「自分のための時間」を持つべき理由
50代は人生の大きな転換期。この時期に趣味を持つことは、これからの人生を豊かにするための重要な鍵となります。
なぜなら、心身の健康維持や人間関係の広がりなど、趣味がもたらすメリットは計り知れないからです。
ここでは、50代だからこそ趣味が必要な理由を3つの視点から見ていきましょう。
子育てや仕事が落ち着いた今だからこそ
子育てが一段落し、仕事でも責任あるポジションをこなせるようになった50代。
一方で、自分のために使える時間が徐々に増えてくるのもこの年代の特徴です。これまで家族や仕事に費やしてきた時間とエネルギーを、今度は自分自身に向けることができます。
実際、子どもが独立したり、仕事のペースが安定したりすることで、平日の夜や週末に余裕が生まれる方も少なくありません。
このタイミングで趣味を始めれば、長く続けられる可能性が高まります。時間的な制約が減った今だからこそ、新しいチャレンジに最適な時期だと言えるでしょう。
心と体の健康に直結する「趣味時間」の効果
趣味を持つことは、心身の健康維持に大きく貢献します。
なぜなら、好きなことに没頭する時間はストレス解消になり、脳の活性化にもつながるからです。
たとえば、手芸や楽器演奏などの趣味は指先を使うため、認知機能の維持に役立つとされています。また、ガーデニングやウォーキングといった体を動かす趣味は、運動不足の解消や生活習慣病の予防にも効果的です。
さらに、趣味を通じて得られる達成感は、自己肯定感を高めてくれます。
このように、趣味は単なる暇つぶしではなく、健康寿命を延ばすための投資とも言えるのです。
趣味がもたらす人生後半の充実感
50代で趣味を始めることは、60代以降の生活の質を大きく左右します。
定年退職後に「やることがない」と感じる人が多い中、趣味を持っている人は生きがいを見つけやすいからです。趣味があれば、毎日にメリハリが生まれ、朝起きる理由にもなります。
加えて、趣味を通じて新しい人間関係が広がることも大きな魅力。
同じ趣味を持つ仲間との交流は、社会とのつながりを保ち、孤独感を和らげてくれるでしょう。趣味は人生後半をより豊かにする、かけがえのないパートナーとなるのです。
タイプ別!50代から始めやすいおすすめ趣味20選【インドア/アウトドア】
ここからは、50代から始めやすい趣味を具体的にご紹介していきます。
インドア派の方もアウトドア派の方も、きっと興味を惹かれる趣味が見つかるはずです。自分のライフスタイルや性格に合ったものを選んでみてください!
家の中で楽しめるインドア趣味(手芸・読書・音楽 etc.)
まずは、自宅で気軽に始められるインドア系の趣味からご紹介していきます。
天候に左右されず、自分のペースで楽しめるのがインドア趣味の大きな魅力です。
手芸・編み物
編み物や刺繍などの手芸は、指先を使うため脳の活性化に効果的。マフラーやセーターなど、実用的な作品を作れる楽しさもあります。最近では動画サイトで無料の教材も豊富です。
読書
時間を忘れて物語の世界に浸れる読書。電子書籍なら場所を取らず、いつでもどこでも楽しめます。ジャンルを問わず、興味のある分野から始めてみるとよいでしょう。
楽器演奏(ピアノ・ギター・ウクレレ)
大人になってから楽器を始める人は意外と多いもの。特にウクレレは小さくて扱いやすく、初心者でも短期間で曲が弾けるようになります。
絵画・イラスト
水彩画や色鉛筆画など、画材次第で気軽に始められるのが絵画の魅力。描くことで感性が磨かれ、日常の見方も変わってきます。
料理・お菓子作り
新しいレシピに挑戦する楽しみがある料理。健康面を考えたメニュー作りは、自分や家族のためにもなります。お菓子作りは手土産としても喜ばれるでしょう。
パズル・ボードゲーム
ジグソーパズルや数独、将棋や囲碁など、頭を使う趣味は認知機能の維持に役立ちます。オンラインでも楽しめるため、遠方の友人とも対戦可能です。
映画・ドラマ鑑賞
サブスクリプションサービスを利用すれば、さまざまなジャンルの作品を楽しめます。好きな俳優や監督を見つけると、鑑賞の幅が広がるでしょう。
自然とふれあうアウトドア趣味(ガーデニング・登山・釣り etc.)
次に、自然の中で楽しめるアウトドア系の趣味を見ていきましょう。
体を動かすことで健康増進にもつながり、リフレッシュ効果も抜群です。
ガーデニング
花や野菜を育てる喜びが味わえるガーデニング。季節の変化を感じながら、自然のサイクルに寄り添う生活ができます。ベランダでも始められるため、マンション住まいの方にもおすすめです。
ウォーキング・散歩
特別な道具が不要で、今日からでも始められるのがウォーキング。近所の散策から始めて、徐々に距離を伸ばしていくとよいでしょう。早朝や夕方の景色は格別です。
登山・トレッキング
山の空気を吸いながら歩く爽快感は、登山ならではの魅力。最初は低山から始めれば、体力に自信がない方でも無理なく楽しめます。山頂での達成感もひとしおです。
釣り
静かな水辺で糸を垂らす時間は、心を落ち着かせてくれます。釣った魚を料理する楽しみもあり、食卓が豊かになるのも嬉しいポイントです。
サイクリング
自転車で風を切って走る爽快感は、何歳になっても楽しめるもの。最近では電動アシスト自転車も普及しており、坂道も楽に上れます。
バードウォッチング
双眼鏡を持って鳥を観察する静かな趣味。季節ごとに訪れる渡り鳥を見つける楽しみがあり、自然への理解も深まります。
どちらもOK!室内外で楽しめる趣味(写真・ウォーキング・陶芸 etc.)
最後に、場所を選ばず楽しめる趣味をご紹介していきます。
これらは気分や天候に合わせて柔軟に楽しめるのが魅力です。
写真撮影
スマートフォンでも本格的な撮影ができる時代。外出先で風景を撮るのも、家の中で小物を撮るのも楽しめます。SNSで作品を発表すれば、仲間も増えるでしょう。
書道・ペン字
自宅で練習しながら、教室に通うこともできる書道。美しい文字が書けるようになると、日常生活でも役立ちます。集中力も養われる趣味です。
陶芸
教室に通って作品を作る楽しみと、完成した器を自宅で使う喜びの両方が味わえます。土に触れることで、心が癒される効果も期待できるでしょう。
語学学習
自宅でアプリを使って学習したり、オンライン英会話で実践したり。旅行での会話を楽しみにしながら学ぶのもよいでしょう。
ヨガ・ストレッチ
自宅でも公園でもできるヨガは、柔軟性と心の安定をもたらしてくれます。教室に通えば、仲間との交流も楽しめるでしょう。
俳句・短歌
日常の風景を17音や31音で表現する文芸。散歩中に浮かんだ言葉を、帰宅後に推敲する楽しみがあります。
DIY・木工
家具や小物を自分で作る達成感は格別。ホームセンターで材料を揃え、自宅で作業ができます。実用的なものが作れるのも魅力です。
お金をかけずに楽しめる!節約志向の大人にうれしい趣味9選
趣味を始めたいけれど、お金がかかるのは心配……そんな方に朗報です。
実は、初期投資や維持費をほとんどかけずに楽しめる趣味はたくさんあります。ここでは、経済的な負担が少ない趣味の選び方や続け方をお伝えしていきましょう!
無料・低コストで始められるアイデア集
まずは、ほとんどお金をかけずに始められる趣味を具体的に見ていきます。
これらの趣味は、特別な道具や会費が不要なため、思い立ったらすぐに始められるのが魅力です。
ウォーキング
運動靴さえあれば今日から始められます。公園や河川敷など、無料で歩ける場所は身近にたくさんあるでしょう。
図書館での読書
図書館を活用すれば、書籍代をかけずに読書が楽しめます。最新の雑誌や専門書も無料で借りられるため、興味の幅を広げられるでしょう。
YouTube活用の学習
料理、楽器、語学、ダンスなど、あらゆるジャンルの無料動画が揃っています。独学でもかなりのレベルまで上達できるはずです。
公園でのヨガ・体操
天気のよい日に公園で体を動かすのは気持ちがよいもの。ヨガマット代だけで、長く続けられます。
俳句・短歌
紙とペンがあれば始められる文芸。季節の風景を言葉で切り取る楽しみは、お金では買えない価値があります。
写真撮影(スマホ)
スマートフォンのカメラ機能は年々進化しており、高価な一眼レフがなくても美しい写真が撮れます。無料の編集アプリも充実しているでしょう。
瞑想・マインドフルネス
何も道具が要らない心の趣味。毎日数分間、静かに座るだけで心が落ち着き、ストレス軽減効果も期待できます。
日記・ブログ
自分の思いを文章にする習慣は、無料で始められる趣味の代表格。ブログなら同じ興味を持つ仲間とつながることもできるでしょう。
ボランティア活動
地域の清掃活動や図書館のお手伝いなど、社会貢献しながら充実感を得られます。新しい出会いも生まれやすいでしょう。
道具代をかけずに続けるコツ
趣味を長く続けるには、コストを抑える工夫も大切です。
そこで、お金をかけずに趣味を楽しむための実践的なコツをご紹介していきます。
まず、中古品やフリマアプリを活用すること。楽器や道具類は、状態のよい中古品が驚くほど安く手に入ることがあります。初心者のうちは特に、高価な新品を買う必要はありません。
次に、自治体の公民館や市民講座を利用する方法も効果的です。
多くの地域では、低料金または無料で参加できる講座が開催されています。陶芸や絵画、ダンスなど、専門的な指導を受けられるチャンスも多いでしょう。
さらに、無料アプリやオンラインツールを最大限に活用してみてください。
語学学習アプリ、楽器練習アプリ、写真編集ソフトなど、無料でも十分に使える優れたツールが揃っています。有料版にアップグレードするのは、本当に必要だと感じてからでも遅くありません。
趣味を通じて節約や副収入につなげる方法も
趣味はお金を使うだけでなく、逆に収入を生み出す可能性も秘めています。
たとえば、手芸が得意なら作品をフリマアプリで販売できますし、写真撮影のスキルがあれば素材サイトに投稿して報酬を得ることも可能です。
また、料理が趣味なら、食材を無駄なく使う工夫が節約につながります。
ガーデニングで野菜を育てれば、食費の削減にもなるでしょう。このように、趣味を工夫次第で家計の味方にすることもできるのです。
ただし、副収入を目的にしすぎると、趣味本来の楽しさが失われる可能性もあります。
あくまで「楽しみながら結果的にお金になればラッキー」くらいの気持ちで取り組むのがよいでしょう。
一人でも仲間とでも楽しめる!ライフスタイル別の趣味選び
趣味の楽しみ方は、一人で没頭するスタイルもあれば、仲間と一緒に楽しむスタイルもあります。
ここでは、あなたのライフスタイルや性格に合った趣味の選び方をご紹介していきましょう。自分に合った楽しみ方を見つけることが、長く続けるための秘訣です!
ソロで没頭したい人向け趣味(動画編集・日記・囲碁など)
一人の時間を大切にしたい方には、ソロで深く楽しめる趣味がおすすめです。
なぜなら、自分のペースで没頭できることで、心のリフレッシュ効果が高まるからです。
動画編集
旅行や日常の映像を編集してオリジナル作品を作る楽しみ。無料ソフトでも十分にクオリティの高い動画が作れます。完成した作品を家族に見せるのも喜ばれるでしょう。
日記・エッセイ執筆
自分の思いを文章にする時間は、心の整理にもつながります。誰にも見せる必要がないからこそ、率直に書ける自由さがあるでしょう。
囲碁・将棋(オンライン対戦)
一人で棋譜を並べたり、AIと対局したり。深い思考を楽しみながら、脳のトレーニングにもなります。
プラモデル・模型作り
細かい作業に集中することで、日常のストレスを忘れられます。完成した作品を飾る楽しみも味わえるでしょう。
読書・漫画
自分だけの世界に没入できる読書は、究極のソロ趣味。さまざまなジャンルを読むことで、視野も広がります。
これらの趣味は、誰にも邪魔されずに自分のペースで楽しめるのが最大の魅力。
一人時間を充実させたい方には特におすすめです。
人との交流が増える趣味(習い事・市民講座・ダンスなど)
一方、新しい出会いや仲間との交流を求める方には、グループで楽しむ趣味が向いています。
同じ趣味を持つ仲間との時間は、日常に新鮮な刺激をもたらしてくれるからです。
習い事(英会話・書道・料理教室)
定期的に通うことで、自然と顔なじみができます。レッスンの後にお茶をする仲間ができれば、より楽しみが広がるでしょう。
市民講座・カルチャースクール
地域の公民館などで開催される講座は、同年代の参加者が多いのが特徴。気の合う友人ができる可能性が高いと言えます。
社交ダンス・フォークダンス
パートナーと息を合わせて踊る楽しさは格別。ダンスパーティーなどのイベントも豊富で、交流の場が多いでしょう。
合唱・コーラス
声を合わせて歌う一体感は、合唱ならではの魅力。地域の合唱団は初心者でも参加しやすい雰囲気のところが多いようです。
テニス・ゴルフ
スポーツを通じた交流は、年齢を超えた友情を育みやすいもの。練習後の食事会なども楽しめます。
これらの趣味は、共通の話題で盛り上がれる仲間ができるのが大きな魅力。
社会とのつながりを保ちたい方にぴったりです。
パートナーと一緒に始めたい趣味(料理・カメラ・ハイキングなど)
夫婦やパートナーと一緒に楽しめる趣味は、関係をより豊かにしてくれます。
共通の趣味があることで、会話が増え、一緒に過ごす時間の質が向上するからです。
料理・お菓子作り
一緒に献立を考えたり、分担して作業したり。完成した料理を味わう時間は、二人の絆を深めてくれるでしょう。
カメラ・写真撮影
旅行先で互いに撮り合ったり、同じ被写体を違う角度から撮ったり。後で写真を見返す楽しみも共有できます。
ハイキング・トレッキング
自然の中を二人で歩く時間は、日常から離れてリフレッシュできる貴重な機会。達成感も分かち合えます。
映画・ドラマ鑑賞
同じ作品を観て感想を語り合うことで、互いの価値観を知ることができるでしょう。週末の楽しみとして定着させるのもよいでしょう。
ガーデニング
庭やベランダで一緒に植物を育てる時間は、穏やかな幸せをもたらしてくれます。収穫の喜びも二人で味わえるでしょう。
これらの趣味は、コミュニケーションを深める効果も大きいもの。
夫婦円満の秘訣にもなるかもしれません。
50代から趣味を始めるときの「続けるコツ」と「注意点」
新しい趣味を始めるのは簡単ですが、長く続けるにはちょっとしたコツが必要です。
ここでは、趣味を飽きずに楽しむための心構えと、50代ならではの注意点をお伝えしていきます。無理なく、健康的に趣味を楽しむためのポイントをしっかり押さえておきましょう!
飽きずに続けるための心構え
趣味を長く続けるためには、まず「完璧を求めすぎない」ことが大切です。
なぜなら、最初から上手にできる人はいませんし、楽しむことが何より重要だからです。
たとえば、楽器なら「毎日1時間練習しなければ」と自分を縛るのではなく、「今日は5分だけでもいい」くらいの気軽さで取り組んでみてください。義務感を持ちすぎると、趣味がストレスになってしまいます。
また、小さな目標を設定するのも効果的な方法です。
「3ヶ月後に簡単な曲を1曲弾けるようになる」「半年で10枚の作品を完成させる」など、具体的でちょうどよい難易度の目標があると、モチベーションが保ちやすくなります。
さらに、記録をつけることもおすすめ。
日記やSNSで進捗を記録すれば、自分の成長が目に見えて励みになるでしょう。写真や動画で残しておくのも、振り返ったときの楽しみが増します。
加えて、複数の趣味を持つことも飽き防止に有効です。
天気のよい日は外での趣味、雨の日は室内の趣味というように使い分ければ、気分転換にもなります。一つに固執せず、その時々で楽しめるものを選ぶ柔軟さも大切だと言えるでしょう。
体力・健康面で気をつけること
50代は体力や健康面での変化が現れやすい年代です。
そのため、趣味を楽しむ際には、無理をしないことが何よりも重要になります。
特に運動系の趣味を始める場合は、準備運動とストレッチを必ず行ってください。若い頃と同じ感覚で動くと、思わぬケガにつながることもあります。登山やテニスなど負荷の高い運動を始めるなら、事前に医師に相談するのもよいでしょう。
また、長時間同じ姿勢を続ける趣味にも注意が必要です。
読書や手芸、パソコン作業などは、1時間ごとに休憩を入れることをおすすめします。肩こりや腰痛を予防するため、適度に体を動かす習慣をつけましょう。
さらに、視力の変化にも配慮が必要になってきます。
細かい作業をする趣味なら、適切な照明を確保したり、必要に応じて拡大鏡を使ったり。目が疲れたら無理せず休むことも大切です。
加えて、持病がある方は主治医と相談しながら趣味を選んでみてください。
たとえば、高血圧の方なら急激な運動は避ける、膝に問題があるなら水中ウォーキングを選ぶなど、自分の体調に合った趣味を見つけることが長く楽しむ秘訣です。
挫折しにくい趣味選びの考え方
趣味選びの段階で、続けやすさを意識することも重要なポイントです。
ここでは、挫折しにくい趣味を選ぶための具体的な考え方をお伝えしていきます。
まず、「興味があること」を最優先にしましょう。
周りが勧めるから、流行っているからという理由だけで始めると、長続きしません。自分が本当にワクワクするものを選ぶことが、何より大切です。
次に、アクセスのしやすさも重要な判断材料になります。
通うタイプの趣味なら、自宅から近い場所にあるか、通いやすい時間帯に開催されているかを確認してください。遠方だったり不便だったりすると、徐々に足が遠のいてしまいがちです。
また、初期費用が高すぎないかもチェックポイント。
最初から高価な道具を揃える必要がある趣味は、合わなかったときのダメージが大きくなります。まずは少額から始められるものを選び、本格的に続けると決めてから投資するのが賢明でしょう。
さらに、ハードルが低い趣味から始めるのもおすすめ。
いきなり難易度の高いものに挑戦するより、「これならできそう」と思えるレベルから始めた方が挫折しにくくなります。徐々にステップアップしていく楽しみも味わえるでしょう。
最後に、体験レッスンや見学を活用してみてください。
多くの教室や講座では、無料または低料金で体験できる機会を設けています。実際に試してから決めれば、ミスマッチを防げます。
さらに知りたい人へ|趣味を「生きがい」や「副業」につなげるヒント
趣味を深めていくと、それが生きがいになったり、場合によっては収入につながったりすることもあります。
ここでは、趣味をさらに充実させるための発展的な楽しみ方をご紹介していきましょう。興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください!
趣味を発信して仲間を増やす方法(SNS・ブログなど)
趣味をより楽しむには、同じ興味を持つ仲間とつながることが効果的です。
現代では、インターネットを活用すれば、地域を超えて仲間を見つけられます。
Instagram・Twitter(X)での発信
作品の写真や活動記録を投稿すれば、全国の同好の士とつながれます。ハッシュタグを活用することで、自分の投稿を見つけてもらいやすくなるでしょう。
ブログで記録を残す
趣味の過程や学んだことをブログにまとめることで、自分の成長記録にもなります。読者からのコメントが励みになることも多いはずです。
YouTubeでの動画配信
作品の制作過程や上達のコツなどを動画で紹介するのも楽しいもの。視聴者が増えれば、やりがいも大きくなります。
オンラインコミュニティへの参加
Facebook グループやDiscordなどで、趣味に特化したコミュニティに参加してみてください。情報交換や相談ができる仲間が見つかるでしょう。
ただし、SNSでの発信は無理のない範囲で行うことが大切。
「いいね」の数に一喜一憂せず、自分のペースで楽しむことを忘れないようにしましょう。
資格・スキル化して仕事に活かすには
趣味で身につけたスキルを、仕事や社会貢献につなげることも可能です。
特に50代は、豊富な社会経験と組み合わせることで、独自の価値を生み出せる年代だと言えます。
たとえば、料理が得意なら調理師免許や食生活アドバイザーの資格を取得してみるのも一案。地域の料理教室で講師を務めたり、レシピ開発の仕事を受けたりする道が開けます。
写真が趣味なら、フォトマスター検定にチャレンジするのもよいでしょう。
商品撮影や出張撮影のサービスを始めれば、副業として成り立つ可能性もあります。
また、英語学習を趣味にしているなら、TOEICや英検に挑戦してみてください。
スコアや級を取得すれば、翻訳の仕事や通訳ボランティアなど、活躍の場が広がります。
さらに、ハンドメイドが得意なら、minneやCreemaといったハンドメイドマーケットで作品を販売できるでしょう。
最初は小遣い稼ぎ程度でも、徐々に事業として育てることも夢ではありません。
ただし、趣味を仕事にすると、楽しさが減ってしまうケースもあります。
「楽しみながら結果的に収入になればラッキー」くらいの気持ちで取り組むのがバランスよいかもしれません。
地域で活かせる趣味・講座・ボランティア活動とは?
趣味を地域社会に還元することで、より大きなやりがいを感じられることもあります。
ここでは、趣味を地域で活かす具体的な方法をご紹介していきましょう。
公民館や市民センターでの講座開催
得意な分野があれば、地域の講座で講師を務めることができます。手芸、料理、パソコン操作など、初心者向けの内容なら需要も高いでしょう。
図書館での読み聞かせボランティア
読書が好きなら、子どもたちへの読み聞かせボランティアに参加してみてください。地域の子育て支援にもつながります。
公園や河川の美化活動
ガーデニングや植物が好きなら、地域の花壇整備や清掃活動に参加するのもよいでしょう。住みやすい街づくりに貢献できます。
高齢者施設での演奏や作品展示
楽器演奏や手芸が趣味なら、施設でのレクリエーション活動に参加できるかもしれません。入居者の方々に喜んでもらえる充実感は格別です。
地域の祭りやイベントでの出展
陶芸や木工などの作品を、地域のイベントで展示・販売してみるのも楽しいもの。地元の人たちとの交流も深まります。
地域で趣味を活かすことは、社会とのつながりを保ち、自分の存在意義を実感できる素晴らしい機会。
定年後の生きがいづくりにもつながるでしょう。
まとめ
50代から新しい趣味を始めることは、人生を豊かにする素晴らしい選択です。
子育てや仕事が落ち着いた今こそ、自分のための時間を持つ絶好のタイミング。趣味は心身の健康維持に役立つだけでなく、新しい出会いや生きがいをもたらしてくれます。
インドア派もアウトドア派も、一人でも仲間とでも楽しめる趣味は数多く存在しています。
お金をかけなくても始められるものも豊富にあるため、経済的な心配をする必要はありません。大切なのは、自分が本当に興味を持てるものを選び、無理せず楽しむこと。完璧を求めず、自分のペースで続けることが長く楽しむ秘訣です。
体力や健康面に配慮しながら、時には趣味を発信したり、地域で活かしたりすることで、さらなる充実感も得られるでしょう。
今日から、あなたも新しい趣味の扉を開いてみませんか。きっと、人生後半がより輝くものになるはずです!




