【保存版】色鉛筆で“かわいい女の子”を描くコツを完全解説|肌・髪・目の塗り方から12色の配色レシピまで

「色鉛筆でかわいい女の子を描きたいのに、なんだか顔が怖くなってしまう…」「肌や髪の塗り方がわからなくて、色がにごってしまう…」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

色鉛筆で女の子イラストを描くには、顔のバランス・色選び・塗り順・筆圧コントロールの4つを押さえることが大切です。

この記事では、初心者でも12色の色鉛筆セットだけで「かわいい女の子」が描けるようになる具体的なコツを、肌・髪・目・服の塗り方から配色レシピまで完全解説していきます。

失敗しがちなポイントやリカバリー方法も紹介するので、安心して最後まで読んでみてください!

色鉛筆で「かわいい女の子」を描くための基本ポイント【初心者でも再現できる】

色鉛筆で女の子イラストを描くとき、最も大切なのが「顔のバランス」と「線の丁寧さ」です。

なぜなら、どれだけ塗りが上手でも、顔のパーツ配置や輪郭が崩れていると「かわいい」印象から遠ざかってしまうから。

この章では、初心者でもすぐに実践できる「女の子らしさ」を作る基本ポイントをお伝えしていきます!

まず押さえたい”女の子らしさ”の黄金バランス(目・鼻・口・輪郭)

女の子の顔を可愛く見せる黄金バランスは、「目を大きく、鼻と口を小さく、輪郭を柔らかく」です。

具体的には、顔の縦を3等分したとき、目の位置を真ん中よりやや下に配置します。

さらに、目と目の間は「目1個分」を空けるのが基本ルール。

これより狭いと寄り目に見え、広すぎると幼い印象になってしまいます。

鼻は点や小さな線で控えめに表現し、口は目の真下ではなく、やや下にずらすとバランスが良くなります。

また、輪郭は卵型を意識して、顎を細く丸く仕上げるのがポイントです。

このバランスを守るだけで、初心者でも「それっぽい可愛さ」が出せるようになります!

初心者がやりがちなNG例(目が怖くなる/顔が左右で違う)

初心者がよくやってしまう失敗として、「目の形が左右で違う」「目の位置がズレている」というものがあります。

これは、下描きの段階で左右のバランスを確認せず、感覚だけで描いてしまうことが原因です。

対策としては、顔の中心に薄く縦線を引き、そこを基準に左右対称を意識しながら描くこと。

さらに、目の黒目部分を描くとき、左右で大きさや位置を揃えないと「怖い顔」になりがちです。

黒目の中に入れる光(ハイライト)も、左右で同じ位置に配置することで、統一感が生まれます。

もう一つのNG例が、輪郭を濃く描きすぎてしまうこと。

輪郭線が太すぎると、全体が重たい印象になり、せっかくの可愛らしさが台無しになってしまいます。

下描きは薄く、線画も細めに仕上げる意識を持つだけで、ぐっと洗練された印象に近づきますよ!

下描き・線画のコツ|可愛く見せる線の強弱・前髪の形

下描きから線画に移るとき、意識したいのが「線の強弱」です。

顔の輪郭や目の外側など、存在感を出したい部分は少し強めに描き、鼻や口などの繊細な部分は控えめにすると、メリハリが生まれます。

特に前髪は、女の子イラストの印象を大きく左右するパーツ。

前髪の毛先を揃えすぎず、ランダムに動きをつけることで、ふんわりとした柔らかさが出ます。

また、生え際から毛先に向かって、細く滑らかな線を引くように意識すると、髪のツヤ感も表現できます。

線画を描くときは、一気に引かず、短いストロークを重ねるように描くと、手の震えが目立ちにくくなります。

このように、線の強弱と髪の流れを意識するだけで、グッと「女の子らしい柔らかさ」が表現できるようになりますよ!

手持ちの12色・24色でOK。女の子イラストに使う色の選び方と組み合わせ方

「女の子のイラストを描きたいけど、何色を使えばいいのかわからない…」という声、よく聞きます。

実は、12色や24色の基本セットだけでも、工夫次第で十分に可愛い女の子イラストが完成します。

ここでは、肌・髪・服に使う色の選び方と、失敗しない組み合わせ方をお伝えしていきます!

12色セットで作れる”かわいい肌色”と影の作り方

12色セットの色鉛筆には、だいたい「肌色」または「オレンジ」が入っています。

この2色をベースにすることで、自然で柔らかい肌の色が作れます。

まず、肌色を薄く全体に塗り、頬や顎の下などに薄くピンクを重ねると、血色感が出て可愛らしさがアップします。

影をつけたい部分には、茶色を薄く重ねるのが基本。

ただし、いきなり濃く塗るのではなく、何度も重ねて少しずつ濃くしていくのがコツです。

また、影に使う茶色は、オレンジ寄りの明るい茶色を選ぶと、透明感のある仕上がりになります。

もし12色セットに紫が入っていれば、影の一番深い部分に薄く紫を重ねると、より立体感が出ますよ!

髪色レシピ|茶髪・黒髪・ピンク・ミルクティー色の作り方

髪の毛の色は、キャラクターの印象を大きく左右する要素です。

ここでは、12色セットでも作れる人気の髪色レシピをご紹介していきます。

茶髪の場合は、黄色を薄く全体に塗ってから、茶色やオレンジで影をつけます。

ハイライト部分は塗り残すことで、ツヤ感のある柔らかい髪に仕上がります。

黒髪は、黒を直接使わず、グレーや青を薄く塗ってから、最後に黒で影を入れると透明感が出ます。

ピンク髪は、ピンクを薄く塗った後、赤やオレンジで影をつけると、甘すぎない可愛さが表現できます。

ミルクティー色は、肌色やベージュをベースに、薄い茶色やオレンジで影をつけることで、優しくふんわりとした髪色になります。

どの髪色も、「薄い色から塗り始めて、少しずつ影を重ねる」という順番を守ることで、色がにごらず綺麗に仕上がりますよ!

服の色と世界観をまとめる「3色パレット」の作り方

服の色選びで迷ったときは、「3色パレット」を意識するのがおすすめです。

これは、メインカラー・サブカラー・アクセントカラーの3色で全体をまとめる方法。

たとえば、ピンクの服に白のフリル、そして茶色のリボンを組み合わせると、統一感がありつつ華やかな印象に仕上がります。

メインカラーは服の大部分に使う色で、サブカラーは服の装飾や小物に使う色、アクセントカラーは差し色として少しだけ加える色です。

このバランスを「7:2:1」の割合で使うと、バランスの良い配色になります。

また、肌や髪の色と合わせて、全体で5色以内に抑えると、まとまりのある絵に仕上がります。

色数が多すぎると、初心者は特にまとまりが出しにくくなるため、最初は少なめの色で挑戦してみることをおすすめします!

色がにごらない”失敗しない色の重ね順”

色鉛筆で塗るとき、色の重ね順を間違えると、色がにごって汚く見えてしまいます。

基本ルールは、「明るい色から暗い色へ」「薄い色から濃い色へ」の順番で重ねることです。

たとえば、肌を塗るときは、肌色→ピンク→茶色の順で重ねると、自然な立体感が出ます。

逆に、いきなり濃い茶色を塗ってから薄い色を重ねようとしても、下の色が透けて、にごった印象になってしまいます。

さらに、補色関係にある色(赤と緑、青とオレンジなど)を重ねると、グレーっぽくにごりやすいので注意が必要です。

どうしても濃い色を使いたい場合は、最後の仕上げで部分的に入れる程度にすると、失敗しにくくなりますよ!

肌・髪・目・服の”かわいく見える塗り順”と塗り方【ステップ解説】

色鉛筆でイラストを塗るとき、どの部分から塗り始めるかで仕上がりが大きく変わります。

ここでは、女の子イラストを可愛く仕上げるための「正しい塗り順」と、各パーツごとの塗り方をステップ解説していきます!

肌の塗り方|ベース→影→赤み→ハイライトの黄金ルート

肌を塗るときは、「ベース→影→赤み→ハイライト」の順番で進めるのが鉄則です。

まず、肌色を薄く全体に塗ります。

このとき、筆圧を弱くして、何度も重ねるイメージで塗ると、ムラが出にくくなります。

次に、顔の立体感を出すために影を入れていきます。

影をつける場所は、顎の下・首の横・鼻の横・まぶたの上など。

薄い茶色を使って、少しずつ重ねながら濃さを調整してください。

影を入れたら、頬や鼻先にピンクを薄く重ねて、血色感をプラスします。

最後に、おでこや鼻筋、顎先に白ペンや色鉛筆の白でハイライトを入れると、透明感のある肌に仕上がります!

髪の毛をふんわり見せる”すじ感”のつくり方

髪の毛を塗るとき、ベタ塗りしてしまうと平面的で重たい印象になります。

ふんわりとした髪に仕上げるには、「すじ感」を意識することが大切です。

まず、髪全体に薄くベースカラーを塗ります。

このとき、ハイライトを入れたい部分は塗り残しておきましょう。

次に、髪の流れに沿って、細く線を引くようにしながら影を入れていきます。

髪の根元や重なっている部分は濃く、毛先に向かって薄くなるように塗ると、自然な立体感が出ます。

また、髪の内側に少し濃い色を入れると、奥行きが生まれてふんわりした印象になります。

最後に、ハイライト部分と影の境界を、中間色でぼかすようになじませると、より自然で柔らかい髪に仕上がりますよ!

目のキラキラ感を作るハイライト位置・瞳のグラデーション

目は、女の子イラストの印象を決める最重要パーツです。

キラキラした魅力的な瞳を作るには、ハイライトの位置とグラデーションが鍵になります。

まず、瞳の上部に濃い色を塗り、下に向かって薄くなるようにグラデーションをかけます。

たとえば、茶色の瞳なら、上部に濃い茶色、中央にオレンジ、下部に黄色を重ねると、深みのある目になります。

次に、瞳の中にハイライトを入れますが、位置がとても重要。

基本は、瞳の左上または右上に丸く白を残すか、白ペンで入れます。

さらに、下まぶたの近くにも小さなハイライトを入れると、瞳が濡れたようなツヤ感が出て、より魅力的になります。

黒目の縁を濃い色でしっかり描くことで、目の輪郭が際立ち、キラキラ感が一層引き立ちますよ!

服・リボン・フリルをかわいく仕上げる塗り分けテクニック

服を塗るときは、「立体感」と「素材感」を意識すると、ぐっと可愛らしさが増します。

まず、服の色を薄く全体に塗り、光が当たる部分は塗り残しておきましょう。

次に、影をつける部分を決めます。

服のシワや折り返し、腕の下などに薄く影色を入れると、平面的な印象が一気に立体的になります。

リボンやフリルなど、細かい装飾がある場合は、まず装飾部分の境界線を薄く描いてから塗り分けると、はみ出しにくくなります。

リボンには、折り返し部分に濃い影を入れることで、布の柔らかさが表現できます。

フリルは、波打つ部分の谷に影を入れると、立体的でふんわりとした質感が出ます。

このように、細かい部分にも丁寧に影を入れることで、全体のクオリティが大きく上がりますよ!

色がにごる・ムラになる・濃くなりすぎる…を防ぐ”筆圧・重ね塗りテクニック”

色鉛筆で塗っていると、「思ったより濃くなってしまった」「色がにごってしまった」という失敗、ありますよね。

これらの問題は、筆圧のコントロールと重ね塗りの方法を工夫することで、かなり防げます。

ここでは、初心者が陥りやすい失敗を防ぐための具体的なテクニックをお伝えしていきます!

筆圧を弱くして”透明感”を出すコツ

色鉛筆で透明感を出すためには、とにかく「筆圧を弱く保つ」ことが最重要です。

なぜなら、強い筆圧で一気に塗ってしまうと、色が濃く乗りすぎて、修正が効かなくなるから。

筆圧を弱くするコツは、鉛筆を持つ位置を少し上にして、軽く紙に触れる程度の力で塗ること。

最初は「こんなに薄くて大丈夫?」と感じるくらいでちょうど良いです。

薄く塗った後、必要に応じて何度も重ねることで、少しずつ色を濃くしていきます。

この「薄く重ねる」作業を繰り返すことで、色がにごらず、透明感のある仕上がりになります。

もし筆圧が強くなってしまう癖がある場合は、鉛筆を持つ手の力を抜いて、肩や腕全体でゆっくり動かすイメージを持つと改善しやすくなりますよ!

ムラ防止の「薄塗り→重ね塗り」の最小ステップ

色鉛筆で塗るとき、ムラができてしまう原因は、一度に濃く塗ろうとすることです。

ムラを防ぐには、「薄塗り→乾かす→重ね塗り」というステップを踏むことが大切。

まず、全体に薄く色を乗せます。

このとき、塗り方は円を描くように塗るか、同じ方向に細かくストロークを重ねると、均一に塗りやすくなります。

一度塗ったら、少し時間を置いてから次の層を重ねると、紙の表面が整って、さらにムラが出にくくなります。

これを2〜3回繰り返すだけで、驚くほど滑らかな仕上がりになります。

また、色鉛筆の芯を常に尖らせておくことも、ムラ防止には効果的です。

丸くなった芯で塗ると、力の入り方が不均一になり、ムラが出やすくなるため、こまめに削ることを意識してみてください!

ハッチング・クロスハッチでふんわり影を作る方法

影をつけるとき、ベタ塗りではなく「ハッチング」という技法を使うと、ふんわりとした柔らかい影が表現できます。

ハッチングとは、細い平行線を引くように塗る方法のこと。

線と線の間に少し隙間を作ることで、光が透けるような柔らかさが生まれます。

さらに、最初に引いた線とは違う方向に、もう一度平行線を重ねる「クロスハッチング」を使うと、より深みのある影になります。

この技法は、肌の影や髪の毛の立体感を出すときに特に効果的です。

最初は線が揃わなくても大丈夫。

少しランダムな方が、手描きらしい温かみが出て、かえって魅力的に見えることもあります。

ハッチングを使うことで、ベタ塗りよりも繊細で、透明感のある仕上がりになりますよ!

失敗しても大丈夫!濃く塗りすぎた時のリカバリー

色鉛筆で塗っていて、「濃くなりすぎた!」という失敗、よくありますよね。

でも、諦める必要はありません。

濃くなりすぎた部分は、消しゴムや練り消しゴムで少し色を落とすことができます。

練り消しゴムを軽く押し当てるように使うと、色を少しずつ薄くできます。

また、濃くなりすぎた部分に、さらに薄い色や白を重ねることで、色を明るくする方法もあります。

たとえば、肌が濃くなりすぎた場合、白や薄いクリーム色を重ねると、少し明るさが戻ります。

さらに、背景に濃い色を入れることで、濃くなりすぎた部分が目立たなくなることもあります。

このように、失敗してもリカバリーする方法はいくつもあるので、諦めずに試してみることが大切ですよ!

仕上げで一気にかわいさUP!ハイライト・背景の入れ方と色の統一感の作り方

女の子イラストの仕上げ段階で、ハイライトや背景を加えると、一気に完成度が上がります。

ここでは、仕上げのひと手間で「かわいさ」を何倍にも引き上げるテクニックをご紹介していきます!

白ペン・消しゴムで仕上げる”かわいさ爆上がりポイント”

仕上げの段階で、白ペンや白い色鉛筆を使ってハイライトを入れると、絵が一気に華やかになります。

特に効果的なのが、目・髪・アクセサリーへのハイライト。

目には瞳の中と下まぶたの縁に、髪には光が当たる毛先や分け目に、細く白を入れるだけで、キラキラとした輝きが生まれます。

リボンやアクセサリーにも、小さく白を点で入れると、質感が出て立体的に見えます。

また、頬や鼻先に、ごく薄く白をぼかすように入れると、透明感がプラスされます。

白ペンがない場合は、練り消しゴムを細く尖らせて、色を部分的に落とすことでも、ハイライト効果が得られます。

この「仕上げの白」を意識するだけで、絵の印象がガラッと変わりますよ!

背景を入れる時の考え方|人物を引き立てる色・形・配置

背景を入れるかどうかで迷う人は多いですが、シンプルな背景を加えるだけで、人物が引き立ちます。

背景を入れるときのポイントは、「人物を邪魔しない色と形」を選ぶこと。

たとえば、人物が暖色系の服を着ている場合、背景には寒色系の色を使うと、コントラストが生まれて人物が際立ちます。

また、背景には細かい模様を入れすぎず、ぼかしたグラデーションや、淡い水玉・ストライプなどシンプルなパターンにすると、バランスが良くなります。

配置としては、人物の周りに余白を残しつつ、少し背景色を入れるだけでも、絵全体にまとまりが出ます。

背景が難しいと感じる場合は、人物の周りに丸や星などの簡単な装飾を散らすだけでも、十分に華やかさが増しますよ!

絵にまとまりを出す「色の統一感」のつくり方

色鉛筆で描いた絵が「バラバラに見える」と感じたら、色の統一感が足りていない可能性があります。

統一感を出すための簡単な方法は、全体に「共通する色」を少しずつ散りばめること。

たとえば、肌にピンクを使った場合、服やリボン、背景にも薄くピンクを混ぜると、全体がまとまります。

また、仕上げの段階で、全体に薄く同じ色(ベージュやクリーム色など)を重ねることで、色のトーンが揃って統一感が生まれます。

この技法は「グレーズ」と呼ばれ、プロのイラストレーターもよく使うテクニックです。

さらに、影に使う色を統一することも効果的。

すべての影に同じ茶色や紫を薄く混ぜることで、光の方向や雰囲気に一貫性が出て、絵全体がまとまって見えます。

このように、色の統一感を意識するだけで、プロっぽい仕上がりに近づきますよ!

女の子イラストをもっと上達させるための練習法・モチーフ別の描き方アイデア集

女の子イラストを描けるようになったら、次は表情やポーズのバリエーションを増やしていきましょう。

ここでは、さらに上達するための練習法と、モチーフ別の描き方アイデアをご紹介していきます!

表情・ポーズの練習に使える”女の子の王道パターン”

女の子イラストで人気なのが、「笑顔」「困り顔」「照れ顔」などの感情豊かな表情です。

笑顔を描くときは、目を細めて口角を上げ、頬に薄くピンクを入れると、より明るい印象になります。

困り顔は、眉を八の字に下げ、目を少し潤ませるように描くと、可愛らしさが増します。

照れ顔は、視線を少し逸らし、頬を赤く塗ることで表現できます。

ポーズについては、「手を頬に当てる」「髪を触る」「ピースサインをする」などが王道。

これらのポーズは、女の子らしい柔らかさや可愛らしさが自然に表現できるため、初心者にもおすすめです。

まずはこうした定番パターンを何度も描いて、自分なりのアレンジを加えていくと、オリジナリティが生まれますよ!

季節・服装・小物でバリエーションを広げるコツ

同じ女の子でも、服装や小物を変えるだけで、まったく違う雰囲気のイラストになります。

春なら桜や花冠、夏なら麦わら帽子や浴衣、秋なら紅葉やマフラー、冬なら雪の結晶やコートなど、季節感を取り入れると、イラストの幅が広がります。

また、小物を持たせることで、キャラクターの個性や物語性が生まれます。

たとえば、本を持たせれば「読書好きな女の子」、カメラを持たせれば「写真好きな女の子」といった印象を与えられます。

服装も、学生服・ワンピース・パーカー・メイド服など、バリエーションを変えることで、描く楽しさが増します。

最初は写真や他のイラストを参考にしながら、少しずつオリジナルの要素を加えていくと、自分らしいイラストが完成していきますよ!

背景・小物(お菓子・花・アクセ)で世界観を作る練習法

女の子イラストに世界観を持たせたいなら、背景や小物を効果的に使うことが大切です。

たとえば、お菓子を背景に散りばめれば「甘い世界観」、花をたくさん描けば「可憐で優しい世界観」が表現できます。

アクセサリーも、キラキラしたものを多めに描くと華やかに、シンプルにすれば落ち着いた印象になります。

練習法としておすすめなのが、「テーマを決めて描く」こと。

「カフェにいる女の子」「図書館で本を読む女の子」「花畑にいる女の子」など、シチュエーションを設定すると、自然と背景や小物のアイデアが浮かびやすくなります。

また、他の人のイラストを観察して、「どんな小物が使われているか」「どんな配置になっているか」を研究するのも効果的です。

このように、少しずつ世界観を作る練習を重ねることで、物語性のある魅力的なイラストが描けるようになりますよ!

まとめ

色鉛筆で「かわいい女の子」を描くには、顔のバランス・色選び・塗り順・筆圧コントロールの4つが重要です。

12色や24色の基本セットでも、薄塗りと重ね塗りを繰り返すことで、透明感のある可愛いイラストが完成します。

失敗を恐れず、何度も描いて練習することで、少しずつ自分らしい表現が見つかっていきます。

まずは好きな髪色・表情・服装で、気軽に1枚描いてみてください!